2019年06月16日

大阪府警の事件に関連した学校の対応について

事件現場に近い、関西大学をはじめ、大阪の大学の方々は、
事件の行方を心配しておられることでしょう。

こうした事例は、起きてほしくないものですが、
「危機広報対策」事例として、非常に細かいところが、
広報担当の参考になります。
告知の文章なども、すぐ書かないとなりませんし。
今回は、オーキャンもあったわけで、入試広報部署にも関係する話ですね。

関西大学では、
当日61/6オープンキャンパスの中止が報道されていますが、
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2019/06/616.html

・WEBサイトでは、4回にわたり、更新がされていることが分かります。
・日本語のほか、4言語で情報掲載。
(twitterも同様)

明日6/17の情報(関西大学)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2019/06/617.html

ちなみにSNSは、twitterで拡散。

関西大学のほか、大阪大学は見ましたが、
吹田市の大学も、対応しているようですね。
大阪学院大
千里金蘭大


(参考)拳銃強奪事件、市民生活にも影響 臨時休館や休校(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46169230W9A610C1AC8000/

吹田市は全ての公共施設を閉館したほか、市教育委員会の判断で市立中学校で部活動を取りやめた。市教委は容疑者が17日午前7時の時点で確保されていない場合、市立小中学校54校全てについて自宅待機とし、9時までに確保していなければ臨時休校とする方針だ。

関西大は16日、千里山キャンパス(同市)のオープンキャンパスや全ての課外活動を中止。ツイッターで「安全を優先に考え、不要不急の外出を控えてください」と呼びかけた。

同様にオープンキャンパスを見送った大阪学院大には来場した高校生らがいたため、職員らを最寄り駅周辺に派遣して説明した。担当者は「事故現場の近くにグラウンドもあり心配だ。生徒が安全に活動できるよう、警察には一刻も早く犯人を逮捕してほしい」と話した。千里金蘭大もオープンキャンパスと課外活動を中止した。



neco5959 at 23:50|PermalinkComments(0)大学関連 

2019年03月21日

業務と業務の狭間ーニッチな案件の対応について

illust4006

下記ツイートが、私にしては結構インプレッション数が多かったので、
前職で、大学広報の部署が長かった経験から、書いてみる。


だいたい、大学の「広報」というのは、大学の「窓口」であるので、
いろんな人からいろんな話が、飛び込んでくる。
もしかしたら、「企画の部署」とか、かもしれない。

学内(教員から、他部署の職員から、学生から)
学外(高校、地域住民、自治体、同窓会、取引先、他大学、メディア)
問合せが来るのはしょっちゅうである。

ただ、やっぱり、広報は、きれいに割り振れないような、
もっというと、他部署では受けたくないような、過去に事例がないような問合せや
依頼が降ってくるのも確かである。

特に震災を過ぎたあたりから、そういう案件がぐっと増えた気がした。

それは、「広報」の部署だけで済む話でないこともあり、
協力を他部署に依頼する場合もあるのだが、その時の態度が非常に冷たいことがよくある。
”業務範囲なのに押し付けられた-”という吹き出しが見えるような。

飛び込み案件だけではない。
特に、地域連携関係の案件なんて、地域連携部署ですべて対応できるわけではない。
総務、就職、広報、教員も絡む。
地域絡みの案件であれば、イベントが、アフター5なんて、よくあること。

でも、想像力を働かせれば、
当然、地域活性化につながることはもちろん、
大学のメリットとしては、
学生の教育の場、就職先、もしかしたら受験者の確保にもつながるかもしれない。
競合先の大学の最新動向を教えてくれるかもしれない。
お互いのメリットを考えながら、行動をすることで、見えてくるものがある。
まさに「パブリック・リレーションズ」である。

私自身は広報の専門職だったが、部署のローテーションは、本来はそういうところで、
様々な経験やスキルが生きるときがあるのではないか。

(そういう意味では、「広報」スキルやマインドは、他部署にいったときにも
大いに生かされるべきだと思うのだが、
一般的に言って、別部署に元広報職員が異動すると、急に情報発信をしなくなる場合が多い。
「お前が言うな」って、いうことなんだろうか。)

これらは、従来のサービスに当てはまらない
隙間や、ニッチなところから発生している案件なんだろう。
それが増えてきたということは、そこが新しい時代の萌芽かもしれないし、
早く気づくことで、本当は、他の大学、団体を先んじることができる。

物事は「現場」で動いている。





neco5959 at 23:32|PermalinkComments(0)大学関連 | つぶやき

大学職員は取引先企業を「業者」と呼ぶのを辞めるべき

pose_mesen_uekara_man
大学職員は、取引先企業や、大学に関わる企業の方を「業者」と呼ぶことが多い。
20年間いた経験でいうと、「業者」にまつわる雰囲気は、
「上から見下ろしている感」をいつまでも感じた。

ずっと、前職の「大学職員」であるときから思っていた。
私自身が、「大学職員」を卒業して「株式会社」を起業したから言うわけではない。

私自身は専門職として、広報の部署に在籍していたが、
徹底して、「サポーターズ」と呼ぶことにした。

実際、商談のなかで、よいアイディアを出してもらうことがあったり、
困っているときには、アドバイスをいただくこともあった。
サービスよりも、その担当が持ってくる「情報」が貴重だったりすることもよくある。
そのアイディアやアドバイスが、その会社のサービスに直結していることもある。

(逆に、こちらが、担当に「こんなサービスやったらどうなの?」といったことで、
その担当者の立てた企画がヒットし、社長賞をもらったということもある。
もちろん、すごくありがたがられた。)

もちろん、サービスを受注できそうなときだけに、急に親しくなってくる会社もある。
自社のサービスと全く関係なければ、スルーする会社もある。
でも、会社はボランティアではないから、ある意味仕方がない。

でも、特によく関わる会社には、プロとしてのリスペクトを払うことで、
関係がよくなることは間違いない。
だいたい、反対の立場にいたら、どう思うのか、想像してみたことがあるのだろうか?

たとえば、大学案内のコンペで負けた会社に対して、職員は誠意を持って接しているか。
会社にとっては、特に小さめの会社にとっては大赤字である。
帰社して、どんなことを、上から言われるだろうか?

もちろん予算があるわけだし、営業に来る会社に、よい顔ばかりできない、
どうして、そのサービスを発注できないのか、説明できないとならない。
(もちろん、いつも説明するべき、ということではない)。

だいたい「業者」と呼ぶ、大学職員はどれほどの人間なのか?
「大学」という組織の人間ではないのか。

それは本当は「教員」も同じ。
本当に、素晴らしい業績の教員もいるので、「下」に見る気持ちになるのかもしれないが、
そこをフォローするのは、職員でもある。

大学に関わる「会社」は、立派なステークホルダーである。
また、その人が、学生の、就職先の上司かもしれないし、
未来の、受験生の保護者になるかもしれないし、
その人自身が、大学院の社会人学生になるかもしれない。
ここから、「ファン」づくりは始まっていると思うべきである。


neco5959 at 22:10|PermalinkComments(0)大学関連 | つぶやき