2018年01月04日
一昨年の陰の努力がなんと書籍『ベイズ統計学』に!
一昨年は学校に在籍していたのですが、その際、これまでの業務の流れで、
松原望先生のスクーでのベイズ統計学の10回オンライン講座をサポートしていました
(パワポ10回分製作、2016年12月に終了)。
それがきっかけとなり、なんと、創元社から書籍が発行されました。
(2017年12月21日、八重洲ブックセンターで平積みになっていました、
あとがきには私の名前まで、、、)
我がことのように、うれしいです。
スクー10回分終わった時もうれしかったですが、1年後の今もまた、実感しています。
「あの苦労は決して無駄ではなかったのだと」。
神様の計画されることはわかりませんね、やっぱり。
「ベイズ統計学」は大人気の、AIやディープラーニングの研究の基本となる統計学です。
先生は、統計学?数学?の人でも分かるように、と丁寧に、スクーで講義をしてくれました。
「最初は、分からなくてもいいんですよ」と、まず興味を持つ、
「面白そうだな」というスタートでよいと。
最初、プレゼンをすべて私が作るということが決まったとき、
「ええ!専門でもないのに~」と途方にくれましたが、
むしろ、全然わからない人が作ることに意味があったのかと、
10回分うれし泣きで勉強させていただきました。
あるときには、準備として、ワイン講座を
ワイン好きのYさんにしていただき、
あるときはお花屋さん
あるときには、
男子の高校の生物のM先生に、遺伝子の模型をお借りしたり、
これがどうして、「ベイズ」につながるのかわからないまま、用意したこともありました。
さて、そういう意味で、書籍も、工夫が凝らしてあります。
話が細かく、かわいいイラスト、図解つきで、
しかも、さらなる、楽しい具体例もバージョンアップ。
「社会人、大学生、好奇心のある高校生」にぴったりの書籍です。
そして、あとがきに、
昨今のデータ・サイエンス学部の設立の時流にも、
「しっかりした学問的な統計学理論がないままでは、
・・・統計学は決して大量、高速の効率的データ処理学ではない」
と警鐘を鳴らします。
ぜひ、皆さんもお手にお取りください。
眺めるだけでも楽しいです。
松原望著『ベイズ統計学 やさしく知りたい先端科学シリーズ』