セミナー

2019年03月05日

大学広報スキルアップセミナー実践編

今回は、学校広報ソーシャルメディア活用勉強会の直近イベントの紹介です♪
(事務局なので、、、)

前置き~卒業式の広報を例に
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大学や学校では、年度末から新年度に向けて、
大学行事や新しいプロジェクトの開始、人事の発表など、
広報のチャンスが沢山あります。
広報担当の腕の見せ所です。

例えば卒業式。
学生が主役なので、メディアに取り上げられる可能性が大です。

それには単純に、式自体の告知だけじゃなくて、
今年の卒業生で、とても優れた学生活動をしたとか、
面白い進路を決めたとか。
すごく頑張って、色々な意味で「伸びた」学生とか。
よくメディアに取り上げられやすいのが、シルバーの卒業生。
留学生もいいかもしれません。

それから、3.11に近いこともあるので、
震災関係の活動をした学生とか、被災地出身の学生の頑張り。
そんなストーリー、エピソードを学内から集められるといいですよね。
広報担当としてもジンときます。
ただし興味本位ではなく、そこから学ばさせてもらう姿勢は必要です。

プレスリリースでは情報を絞り込みますが、
どうしてももう少しアピールしたい場合は、
記者にメールで流したりする場合に、オリジナルエピソードのポイントを追記するとか、
オウンドメディアでも発信したり。。
頑張って取材をすると、どうしてもそういう流れになります。
もちろん、思い切った取捨選択も必要になりますが。

大学全体で、それらをあらためて共有することは、
在学生や保護者にとっても、身近な話なので受け入れやすいでしょう。
また、教職員としても、そういう素敵な学生と、関わってきたんだという、
自然な共感や、自学の魅力の再発見、そして誇りを持つことができます。



広報スキルアップセミナー実践編
そこで、学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)では、
3月13日「学校広報スキルアップセミナー」実践編を実施予定。

上記では、わかりやすい行事の広報を例に書きましたが、
今後ますます重要となる、大学の教育や研究、活動の発信を、
効果的に行うプレスリリースのコツや、オウンドメディアによる発信を
テーマにセミナーを行います。広報活動の経験のある方に、受講をお勧めします。
(不安な方には、お申込頂いた場合、初級編DVDを事前にお送りします)

GKBセミナーは、参加者同士が人脈を作り、情報交換や、
課題を共に考える場としても活用頂いております。
今回は少人数のセミナーですので、じっくり学べます。ぜひこの機会にお申込ください。

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■学校広報スキルアップセミナー<実践編>
→詳細・申込みはこちら

◆日時 2019年3月13日(水) 13:30-16:00 (開場 13:15)
◆場所 アルカディア市ヶ谷 3F 高尾 
      (東京都千代田区九段北4-2-25) JR/地下鉄 市ヶ谷駅から徒歩2分
◆講師
PRクエスト株式会社 広報コンサルタント・代表取締役 菊池泰功

◆定員  15名 
◆参加費 15,000円(税込)
◆プログラム
1.効果的なプレスリリースとは:記事になるプレスリリースの実現に向けて
1)プレスリリースの記事化の決め手
2)プレスリリースの作成のチェックポイント

2.記事になるプレスリリースのポイント
1)企画/準備のポイント
2)実行面(作成、発信)のポイント
3)メディアの様々な活用のポイント
 
3.マスメディア向け情報発信の実践的なポイント
1)プレスリリースの強化
  ・記者に読まれるプレスリリースとは?
  ・記者が書きたくなるプレスリリースとは?
2)取材
   ・取材したくなる情報提供情報とは?
 ・取材に来てもらうためのアプローチとは?
3)メディアリレーションの効果
   ・記者の信頼を得るためには
  ・プレス向けイベントの企画
4)プレスイベント
   ・記者会見/記者発表会の企画と準備
   ・記者懇談会/懇親会/見学会の企画と準備

4.マスメディア以外の情報発信
1)HPの強化  ・HPのコンテンツの構成:記者から見た、HPでの情報収集
2)SNSの活用  ・SNSの効果的活用のポイント
3)オウンドメディア ・オウンドメディアの活用へ向けて

5.戦略的PR   ・情報流通の強化に向けて/・検索流入の増加へ向けて
6.その他         メディアリレーションのケーススタディ(事例紹介)

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2018年06月02日

大学定員超過抑制と今後の影響

2016年度から始まった、文科省の大学定員超過抑制。
毎年だんだん厳格化されて、昨年度の入試は、
定員の大規模大学(8000人以上)では、定員抑制が1.10倍以上
中規模大学(4000人~8000人未満)では、1.20倍以上で、
補助金が不交付になるというから、各大学が必死になるのは当然。

もちろん、この影響で、ホッとした小規模大学も多く、
(なぜなら、小規模大学はこれまで通りの1.30倍以上でないと不交付にならない)
かなりの小規模大学が、昨年に比べ入学者を増やすことができたはずだ。
混乱ぶりは、NHKのサイトに詳しい。

つまり、今年の入学者はこれまでと違い、学力レベルにかなり異変が起きているはず。
NHKでは第一志望の大学に入学できた学生の例が出ているが、
そうでない例もたくさんあるはずとなると、中退率増が不安材料となる。

また、これで、首都圏の大学進学をあきらめ、
地方大学まで、入学者が戻ってくるかというと、それはまた別の問題である。
首都圏大学より、地方の大学入学のメリットがない限り、難しい。

もちろん、私は地方大学の存在意義を否定するものではないが、
地方の問題としては、大学だけで解決するのではなく、地方での就職、活躍、
授業料などもセットにして整えないと、都市を諦めて地方へという選択を
しにくい可能性がある。




ということで、これらのホットな課題を、このたび
大学広報セミナーということで、6月19日(火)に実施することを企画した。

前半では、キックオフで、旺文社パスナビ編集長の方のプレゼンを皮切に、
参加者同士の意見交換をワールド・カフェ形式で実施。
大学教職員だけでなく、高校も、一般の方もフラットな関係で、意見交換をする。
後半は大学通信の常務取締役の安田賢治さんによる講演。

通常大学のセミナーは、企業が自社サービスをセールスするために、
昨年度分析が語られる事が多いが、そういうストーリーではなく
データに基づく、ニュートラルな分析や傾向や予測を話して頂く予定。

大規模大学では、必要にかられ自学で分析を行うと思うが、
なかなか小規模では、そこまで分析できず、担当部署では
「入試部署が頑張ったから、募集結果がよかった」ことにする話も聞いたことがある。
(もちろん頑張っていることは否定しないが、、、)

だが、たとえば、学校指導要領やセンター入試なども変わっていく昨今、
大学教育が変わらなければ、新しい学生に選ばれない。
そして18歳人口の減少。
データに基づく冷静な分析と、改革への決断。

教育企業は本当は自社を飛び越して、大学間で連携や情報共有をされるのは、実は好まないはず。
だが、大学間で連携したり、情報共有し、改革できれば、一緒に生き残る可能性も出てくる。




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