パブリックリレーションズ
2019年03月21日
業務と業務の狭間ーニッチな案件の対応について

下記ツイートが、私にしては結構インプレッション数が多かったので、
前職で、大学広報の部署が長かった経験から、書いてみる。
neco5959@neco5959
数年前から思っていたが、大学の広報、募集、就職、学務、地域連携など、しっかり境界が分けられない案件などが多くなってきた。担当者は分けたいかもしれないが、コラボした方がお互い、よい結果を生み出すことはある。そもそも学校って、ステークホルダーが本当に多いのだから。
2019/03/21 01:04:51
だいたい、大学の「広報」というのは、大学の「窓口」であるので、
いろんな人からいろんな話が、飛び込んでくる。
もしかしたら、「企画の部署」とか、かもしれない。
学内(教員から、他部署の職員から、学生から)
学外(高校、地域住民、自治体、同窓会、取引先、他大学、メディア)
問合せが来るのはしょっちゅうである。
問合せが来るのはしょっちゅうである。
ただ、やっぱり、広報は、きれいに割り振れないような、
もっというと、他部署では受けたくないような、過去に事例がないような問合せや
依頼が降ってくるのも確かである。
特に震災を過ぎたあたりから、そういう案件がぐっと増えた気がした。
それは、「広報」の部署だけで済む話でないこともあり、
協力を他部署に依頼する場合もあるのだが、その時の態度が非常に冷たいことがよくある。
”業務範囲なのに押し付けられた-”という吹き出しが見えるような。
飛び込み案件だけではない。
特に、地域連携関係の案件なんて、地域連携部署ですべて対応できるわけではない。
総務、就職、広報、教員も絡む。
地域絡みの案件であれば、イベントが、アフター5なんて、よくあること。
でも、想像力を働かせれば、
当然、地域活性化につながることはもちろん、
当然、地域活性化につながることはもちろん、
大学のメリットとしては、
学生の教育の場、就職先、もしかしたら受験者の確保にもつながるかもしれない。
競合先の大学の最新動向を教えてくれるかもしれない。
お互いのメリットを考えながら、行動をすることで、見えてくるものがある。
まさに「パブリック・リレーションズ」である。
私自身は広報の専門職だったが、部署のローテーションは、本来はそういうところで、
様々な経験やスキルが生きるときがあるのではないか。
(そういう意味では、「広報」スキルやマインドは、他部署にいったときにも
大いに生かされるべきだと思うのだが、
一般的に言って、別部署に元広報職員が異動すると、急に情報発信をしなくなる場合が多い。
一般的に言って、別部署に元広報職員が異動すると、急に情報発信をしなくなる場合が多い。
「お前が言うな」って、いうことなんだろうか。)
これらは、従来のサービスに当てはまらない
隙間や、ニッチなところから発生している案件なんだろう。
隙間や、ニッチなところから発生している案件なんだろう。
それが増えてきたということは、そこが新しい時代の萌芽かもしれないし、
早く気づくことで、本当は、他の大学、団体を先んじることができる。
物事は「現場」で動いている。
neco5959 at 23:32|Permalink│Comments(0)