ミッションスクール

2017年12月03日

勝手に関西出張2:インスタ映えといえばー関西学院

龍谷大学に続き、関西学院大学。
こちらは、プロテスタント・ミッションスクール。
キリスト教の話も、関西のクリスチャンの職員の方としたかったので、
10月31日に訪問。
51 - コピー

関西学院は、創立125周年。1889年の創立。
メソジスト系の有名な大学で、青山学院の創立(1874年)よりは、少しだけ後。
このとき、訪問したのは、西宮上ヶ原キャンパス。
ヴォーリズの建築が立ち並ぶ、キャンパスは「非常に美しい」の一言。
いや、キャンパスの前に、最寄駅の甲東園からの道のり自体が、景観保護のせいか、
もうすでに美しく、秋の散歩に心を躍らせた。

・・・いや、実際は、坂道が急で、
おまけに、時間が読み切れず、アポイント時間に多少遅れていたこともあり、
息を切らしながら、キャンパスへ向かったというのが正確なところ。

正門に面している、大きな庭園を真ん中にして、各学部棟が並んでいる。
また自分自身が、横浜のヴォーリズの建物のある、学校で中高時代を過ごしたので、
中に入ると途端に郷愁を覚えた。

一つひとつを、元広報であった職員の方から、てきぱきとした説明を受けるが、
本当はもっと語れるのだろうなという空気と、学院愛を感じる。
(広報魂の基本は「愛」なんだろうな、と思う)

中期計画の立案が周到で、”さすが”と思う。
クリスチャンとしては、ミッションスクールがここまできちんと、
伝統と理念を重んじながら、将来計画を立てていることに、
尊敬を感じ、非常にうれしく思う。

教職員のクリスチャン率はそんなに高いわけではないわけだが、
キリスト教色を前面に出しているのは、
神学部があるせいかもしれない。

また、施設整備をかなり行っているイメージ。
そして、それをしっかりwebで掲載している
中央芝生のオリジナル建築に関わる設計


関西学院と日本設計、協働のキャンパス整備

「お金があるから、できるんだよ」と言ってしまうのは簡単だが、
広報まで徹底させるのは、なかなか難しい。
歴史、建物、全体的景観すべてを考えながらの構築は、
まさに、「インスタ映え」する。

撮影したものを、正方形に切って掲載してみる。
今度はゆっくり訪問してみたい。
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バラ園なんだとか。イングリッシュガーデンの趣。

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ここは、ヴォーリズの建物の内側っぽい。懐かしさを覚える。

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図書館

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日本庭園

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一番のお気に入り。写生をしたくなる

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資料館の前の写真








neco5959 at 22:33|PermalinkComments(0)

2017年11月30日

メッセージのないDMはありえない

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(GAHAGの著作権フリーサイトより:東方三博士の礼拝)

クリスマスのだいたい1か月前は
キリスト教の世界では、アドベント(待降節)という特別の期間に入る。

私の所属する大学は、プロテスタントのミッションスクールだったので、
キリスト教学校教育同盟校は、クリスマスカードのやり取りをすることが
恒例となる。
ということで、20年間毎年、法人オリジナルのクリスマスカードを作っていた。
今年は、学校のクリスマスカードを作っていないので、なんだか不思議な感じが
する。

年賀状でなく、クリスマスカードという切り札もあるのは
ミッションスクールの強み。
それを使って、高校生(資料請求者)や、お世話になった高校の先生や、
企業に、一足早く手紙を送っていた(正月より先じるので目立つ)。

高校生には、クリスマスの軽めの温かいエピソードと一緒に、入試のご案内。
大人には、一年のイベントを振り返った簡単な報告と、
ニュースに関するコメントも交えた発信。

もちろん、葉書ではなく封書なので、コスト的には少し高め。
でも、心を込めたメッセージは、心を打つ。
大人からは何人かは、必ずレスポンスをいただけた。

年末年始、
「メリー・クリスマス」「あけましておめでとうございます」で
簡単に挨拶を書いてしまいたくなるけれど、
本当は自分をアピールする、またとない機会。
何かしらのオリジナルのメッセージを伝えるべき。
使わない手はない、はず。

手紙って、本来は、伝えたいメッセージがあるもの。
メッセージがない手紙(DM)は、ありえない。




neco5959 at 16:04|PermalinkComments(0)