大学

2019年03月08日

学校/大学は、なぜこうも現実社会と乖離するのか

~イベントの告知の話です♪

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「学校と現実社会が違う、なんて当たり前じゃない?」
と、生徒も保護者も先生もそう思っている。

社会に出る前に、学校or大学で基礎知識を学んでおく。
社会人になる前に、教養を身につける。

もちろん、社会に出る前に落ちついて勉強したり考えたりすることは
必要な時間、モラトリアムだと思うけれど、
学校と社会に大きな隔たりがありすぎるような気がするのは気のせいか。

学校も共同体の一つなのに、生徒は「リアル」じゃないと思っている。

もちろん、就職前に就活生にはインターンシップがあったり、
中学とかでは、「就業体験」などがあったりする。

でも、それは「お客さん」扱いであることが多い。
企業も社会貢献とか就活で、よりよい学生を獲得するためにやっているが、
そこでは「本番」の仕事は与えない。

先端技術革新が進み、ネット、情報機器、交通網の発達で、
仕事のスピードが早くなればなるほど
大学(学校)と企業の思惑が乖離していく気がしている。
それぞれの事情はあるにしても、
お互いに、もっと近寄れないんだろうか。




ということで、
GKB48(学校広報ソーシャルメディア活用勉強会)では、
3/15と4/15に、2回開催することにしました。

迫っている3/15の講師は、タイガーモブ株式会社 社長の菊地恵理子さんと、
i専門職大学(設置認可申請中)大学設立準備室長の宮島徹雄さん。

タイガーモブという会社は、海外インターンシップの事業を行う、ベンチャー企業。
i専門職大学(仮称)は、これまでの「大学」も「専門学校」とも違う、「専門職大学」の一つ。
2020年4月開学を目指し、墨田区に新校舎を建築中という。
各講師のプロフィールはコチラ

菊地社長にしても、
専門職大学にしても、
「なぜ、そこまでするのか、
他のヒトの生き方や、これまでの大学じゃ、なぜだめなの?」
というギモンには、
いま教員もはじめ、保護者にもすんなり答えられないだろう。
生徒から、子どもから、聞かれたら、教員やオトナはどう答えるのか?

または、生徒や子どもが「起業」や「専門職大学」を面白そうといったときに
「いいね!」と、教員やオトナは、うなづけるのかどうか?

私も大いに学びたい。


neco5959 at 02:50|PermalinkComments(0)

2018年02月25日

大学職員による高校訪問のギモン

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前回、大学職員が高校訪問する記事を書いた。

いま、訪問する大学教職員と高校の進路指導担当の教員に、
意識のギャップ(温度差)が起きているのではないか、という仮説を立てている。

一般的に、営業では、

”話の主語は自分ではない、「相手を主語(主題)」と意識せよ”

がポイントである。
営業サプリ「惜しい営業パーソンになっていないか?売れる営業の話力とは」より)

だが、大学では、高校訪問時、
相手=高校 に合わせた話ができる状況なのか?


全般的に大学は、生き残りをかけて募集に必死。
生徒獲得(または少なくても現状維持)をかけて、
自学の新学部または教育プログラム、就職実績のアピールをしたい。

だが、高校は、どうだろう?
意識が高めの高校では、
高校現場(授業)の主体的教育手法ーアクティブ・ラーニングを中心としてーは、
大学のそれよりずっと進んでおり、それを評価し、ポート・フォリオに記録する
という流れも構築されている。
すでに進路先は、海外に目が向いていたりする。

進路多様校では、もっと別の次元の悩みがある。
たぶん、生徒の家庭の家族関係、経済状況を含めた、就職を含めた進路選択サポート、
学費、奨学金の話。

大学職員は、訪問時に、高校のこうした話に合わせて、
自学の教育、キャリアプログラムや制度を紹介できているのか。
より”魅力ある”プログラム・制度と思わせることができているのか。
(そもそも、そういうもの=商品を用意できているのか)

たとえば、大学側では、高校訪問にあたって、下記のようなギモンがある。
(もちろん、回答がすぐ出る大学もあるだろうが)

これらのギモンは、「相手」のことが分かっていないから出てくるギモンである。
もちろん、
「相手」にも個性があるし、
「相手」の態度は、「自分」への、評価(先入見)によって変わってくるということもある。


・元高校の校長(今は大学の教職員)による高校訪問は役に立つのか
・全職員の訪問は役にたつのか
・高校はどんな資料がほしいのか
・高校はどのような大学訪問がありがたいのか
(超進学校、準進学校、進路多様校のニーズ)

・在籍がない高校に訪問することは意味があるのか
・訪問の長さはどれくらいが適当か

これらを解決するのに、次のようなテクニックも効いてくるのかどうか??
相手が自然と話してくれる!? ヒアリング時の段取りと重点ポイント

いま、大学や高校にヒアリング中...である。
これによって、「高校にも大学にも役に立つ、高校訪問とは?セミナー」を
開催できないかと模索している。


neco5959 at 13:38|PermalinkComments(0)

2018年02月11日

「私立大学等経営強化集中支援事業」の設問に思う

H27からスタートした「私立大学等経営強化集中支援事業」のH29の採択発表が、
2月5日あった。

平成29年度「私立大学等経営強化集中支援事業」の選定校について

3首都圏以外で、収容定員2000人以下の大学を対象としている。
(本来は、定員充足率が低めの大学の経営支援だということで、
来年度から定員充足率の割合の上限を下げるようだが、、、)

今年は100校程度の採択だが、
これに採択をされたことが、必ずしも、「生き残り」を約束された
わけではないだろう。

補助金をいただくことを引換に、
経営改善への取組みや体制を設問により、オープンにするわけだから、
この事業への申請自体について、異論がある法人もあるかもしれない。

事業にアプライするかはともかく、設問で書かれていることは、
経営者というより、管理者レベル(部長、課長)が
旗振り、組織対応していくものも多いような気がしている。

SWOT分析を実施していますか
経営・財務状況の把握・分析手法等についてのSDを実施していますか。

社会人学生の受け入れ人数が増加していますか。

オープンキャンパスの参加人数が増加していますか。
(それぞれ過去3年の実績平均値と比較/本設問における「参加者」とは高校3年生以外にも、他学年の生徒、児童及び保護者等も含むすべての参加者が対象となり、参加者数は延べ人数でカウントする。 )

この事業の申請業務自体は、職員が対応するわけだから、
この設問チェックするだけでなく、やれていないところは
「なぜ、やれていないのか」「やるには、どうしたらいいか」
を自分事として、考えられていることが求められている。

作成する資料が、上位管理者に実績をとがめられないようにするために、
テクニックを駆使する、小賢しい管理者がいるものだが、
そこを管理者は見抜かないとならない。

たとえば、上記のオープンキャンパスの参加者数は、単年度でなく
少なくても、複数年度のレンジで、しかも複数学年や保護者、子どもも
チェックしろと言っている。

さらに、加えれば、エリア外で、応募できない大学の職員は、
これを、自学でやれているのかどうかを、本気で検証するべきであろう。



neco5959 at 18:50|PermalinkComments(0)

2018年01月14日

衝撃!15年後の県別大学定員充足予測公表ー平成45 年の大学どうなる?

昨年末(H29.12.28)中央教育審議会の大学分科会で、公表された、「今後の高等教育の将来像の提示に向けた論点整理」。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1400115.htm

大学の統廃合の考え方について非常に整理されて書かれており、
つい最近まで大学関係者であったこともあり、全く他人事に思えませんでした。


その記事のなかに、参考データが記載してあったのが目に留まりました。(P17)

資料1-3「資料1-3 高等教育に関する基礎データ(都道府県別)数値補正後」を利用して、
簡単ですが、都道府県別のH45(=15年後)の定員充足率予測を色分けしてみました。

(元にしたデータは、下記のように、表形式にしておきました)


chartH45

赤が濃くなるほど、定員充足率が低くなるという地図です。

地方が一律真っ赤なのかというと、北と南では、

色の付き方が違いますね。


具体的な数字の根拠は、資料1-3です。

ちなみに、この統計地図は、コチラのサイトにある、エクセルで作りました。
連載「Excelによる統計グラフ表現法」第92回(古田裕繁 著)より
Google Map Chartを利用した都道府県別塗り分け地図作成マクロ


資料の根拠となるH45充足率データ自体の推測の根拠ももう少し詳しく知りたい
ところ。
(基にした資料には、

人学定員充足率推計【H45】:

H45の入学定員がH28と同じ場合の入学定員充足率(国公私立合計)

国立教育政策研究所による推計とだけ書いてあります。)


また、これだけをみて、文科省がどう考えるか、各県、各大学がどうするか、
というわけにもいかないとだろうことは想像できます。


ですが、自分の大学の歩み方を考えるにあたって、
あえて少し俯瞰的に考えると、違う考え方も見えてくるような気がしました。


以下引用。

(リンクのところはわかりやすいように、リンク先の資料タイトルに修正した)


当部会においては、全国的なデータだけでなく、各地域において将来推計がどうなるのか、それぞれの高等教育機関にどのようなインパクトがあるのかを可視化する観点から、都道府県別に、現在の大学進学者数、進学率、国公私立別の大学数と入学定員、さらには大学進学時における自県内外への流出入の状況等を示した上で、国立教育政策研究所の推計を元に、こうした傾向が続いた場合の平成45 年の大学への進学者
数、入学者数、定員充足率を推計した。数字だけではなく、地理的な学部の配置状況や設置されている学部の分野がわかるよう、各都道府県の地図上にマッピングした。 (平成29 年12 月15 日 大学分科会(第139 回)・将来構想部会(第10 回)合同会議
資料1-3、1-4)


資料1-3 高等教育に関する基礎データ(都道府県別)数値補正後 (PDF:604KB) PDF


資料1-4 高等教育の将来像に関する都道府県別基礎データ(数値補正後)1/2 (PDF:4247KB) PDF


資料1-4 高等教育の将来像に関する都道府県別基礎データ(数値補正後)2/2  (PDF:4247KB) PDF


このデータから、都道府県ごとに、平成28 年度現在の国公私立大学の入学定員の合計と
平成45 年の入学者数の推計とを比較することにより、将来不足する入学者数を算出することができる。
この数は個々の大学が今後の定員の在り方を検討する上での基本的なデータとなる。もちろん、今後、18 歳で入学する伝統的な学生だけでなく、多様な年齢層の学生を受け入れていくことも可能であり、必ずしも推計どおりの定員削減が必要となるとは限らない。いずれにせよ、大きなシェアを占める18 歳での入学者数の推計と、分野の違いを含めた大学の配置状況を可能な限りわかりやすく可視化しておくことは、各高等教育機関が他の機関との連携・統合(P8~P9参照)を含めた将来の組織改編等の戦略を立てていく上でも重要と考えられる。


 
県名 入学定員充足率推計【H45】
北海道 76.6%
青森 63.7%
岩手 76.8%
宮城 79.6%
秋田 70.7%
山形 78.1%
福島 72.3%
茨城 84.9%
栃木 82.4%
群馬 81.2%
埼玉 93.7%
千葉 86.8%
東京 97.5%
神奈川 94.1%
新潟 77.2%
富山 77.8%
石川 79.6%
福井 82.5%
山梨 92.3%
長野 80.9%
岐阜 76.6%
静岡 83.0%
愛知 88.6%
三重 86.7%
滋賀 89.6%
京都 86.7%
大阪 82.4%
兵庫 81.0%
奈良 84.1%
和歌山 82.0%
鳥取 85.2%
島根 86.6%
岡山 82.1%
広島 82.1%
山口 87.8%
徳島 71.5%
香川 77.8%
愛媛 81.5%
高知 84.4%
福岡 94.5%
佐賀 89.2%
長崎 77.0%
熊本 88.0%
大分 72.0%
宮崎 83.3%
鹿児島 82.5%
沖縄 100.7%

(国立教育政策研究所による推計)


neco5959 at 23:24|PermalinkComments(0)

2018年01月06日

2018年NHK大河は西郷どん

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西郷隆盛イラスト(画像はいらすと屋さんから)

いよいよ、2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」が、明日(1月7日)から始まる。

大河ドラマは、近年は、気に入ったものは、ご当地に赴くことも。
振返ると、本当に仕事(大学改革や広報)に使うことがあった。

2008年「篤姫」。原作を読み、これも確か鹿児島に旅行。

2009年「天地人」。これも結構見たなあ。所属する大学の改革とも重ね合わせよく見た。

2012年「平清盛」。視聴率はあまり高くなかったらしいが、個人的には大学の卒論(西行)の
背景だったので、結構好きだった。

2013年「八重の桜」。これは前半は結構面白かったと思う。
まず、会津に取材に行き、八重ブログも作ったりして(八重のオリジナルイラストも
作ったり)、連動して、自学のアクセス数を稼いだ。

2016年「花燃ゆ」。個人的には、これはなぜか後半から盛り上がった。
群馬の話になったので、近県ネタは結構面白かった。富岡製紙工場も見に行ったかな

2016年の「真田丸」の、現代にも通じるストーリー展開と役者の演技に
ほぼ毎回見るほど、魅了された。沼田には2回行ったし、2017年は九度山にも行った。

昨年2017年の「直虎」は初回で脱落したが、今回は「西郷どん」。
キャストが2008年の篤姫と少しかぶっていて、懐かしい感じもする。
幕末ドラマは、やはり、好きなので、
今回も、少しは、のぞくことになりそう(NHK オンデマンドかな)。




地元鹿児島は、今回の大河で一層観光に力が入っているとみたが、
地元鹿児島の大学のサイトでは、全く触れている様子はない。

NHKの大河ドラマは、地域起こしも兼ねているわけだから、
大学も地域連携に協力する感じで、もう少し便乗してもよいように思う。

またNHKも、大河ドラマは、教育ならオンデマンドが少し安く見られるとか
オープンキャンパスに使っていいとか、少しゆるくしたら、いいのにね。
大河ネタで講演会をやるときには、バナーを貼ってもいいです、とか。
(よく、日独交流●●年とか特設サイトを作るみたいに)

ちなみに、鹿児島県が作った「西郷どん」に係るキャラクター画像は、
申請すれば使えるようだ。
西郷どんどん鹿児島



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