星新一賞
2018年01月07日
AIと小説
引き続き、AIと文学ネタ。
AIを使って、小説を書くことが話題になったことがあったが、
AIを使って、小説を書くことが話題になったことがあったが、
100年後、小説家はいらなくなるか? ――AIを使った小説生成プロジェクト「作家ですのよ」メンバーに聞く
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AIによる小説生成を実現させた「作家ですのよ」プロジェクトの中心人物である
松原仁教授(はこだて未来大)のインタビュー
2016年、星新一賞へAIを使っての小説を創作・応募をしている。
小説もAIが書く時代になるのか、ということで話題になったが
星新一賞を企画する、星新一次女の星マリナさんの視点というか、
「星新一」のコメントも面白い。
星新一いわく、SFの発想を得るひとつの方法は、昔のもの(江戸時代の古道具など)を見て、それが使われた当時の様子を想像すること。それから、その想像を未来のほうに逆転させるのだそうです。遠い未来の人は私たちの生活をどう想像するだろうかと……。過去をじっくりと見つめ、そしてうしろをふりかえると、そこには未来人の眼が!? 普段使わない部分の脳をパチパチと活性化させて書いた小説。たのしみにお待ちしております。
2017年5月14日 星新一次女・星ライブラリ代表:星マリナ
(日経 星新一賞サイトより)
>江戸時代をみて→当時の様子を想像→未来の方に逆転させる。
>過去をじっくりと見つめ、そしてうしろをふりかえると、そこには未来人の眼が!?
私たちは、現在を、未来のための活動として活動をしている。
未来予測や、中長期計画を立て、そこから、逆算して、「今」を決めている。
現在を作っているのは「過去」のはずなのに、
「過去」が過ぎ去ったこと、忘れてよいことのようにも扱われる。
「過去」が現在で、「今」が未来だった時があったはず。
私たちが「過去」を見つめるということは、
どういうことなのだろう?と改めて思う。
こうした視点のずらしの姿勢から何か見えてくることがあるように思う。
(まとまりがつかないが、、、)
neco5959 at 18:25|Permalink│Comments(0)