統計教育
2020年01月01日
2020年元旦
あけましておめでとうございます。
今年一年も、株式会社シンクアップ共々、よろしくお願い申し上げます。
昨年度の仕事を通じて、事業の方向性が固まってきた気がします。うれしいことに、独立のきっかけとなった案件(AI、DS、統計教育)が進んでいます。これまで多く頂いた出会いに感謝です。
昨年11月、沿線を走る相鉄線がJR直通になって、神奈川県央から東京につながったことに励まされた気持ちになっています。
人生をドラマとして見立てると、最近の出来事は伏線回収のようにみえなくもないと思い巡らしています。しかし神様の計画されることは計り知れないわけで、2020年の展開が自分自身楽しみです。
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プライベートでは、家の庭と、近所のお店(珈琲、パン、八百屋、魚屋)に愛着を感じ、食事、特に発酵食品に目覚めました。
写真は年末にいただいたアイスケーキ。近くの中央林間の有名店、ジプレーのものだそうです。
neco5959 at 17:11|Permalink│Comments(0)
2018年11月28日
統計教育を考える
統計教育を研究される深澤弘美先生を、訪問しました。
弊社の取り組むプロジェクトには、ベイズ統計学を大学カリキュラムに大胆に取り入れる、という試みがあるのですが、その前に、初等、中等教育において、既にデータの扱いや統計の学びが、日本は遅れているのではないか、という危惧がありました。
ということで、ご専門の深澤先生に状況を伺った次第です。このような話が出ました。
・統計教育について、日本はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、中国、シンガポールなどと比較して、学ぶタイミングが遅いこと。
(新学習指導要領では、統計カリキュラムが多少充実したが)
・日本では、従来統計があまり重視されておらず、初等中等教育では教員が統計を教えるスキルや、教材がICTを含めて不足していること
(最近は情報の科目と連携して、取り組む動きである)
→現場の先生方に、重要性を働きかけているとのこと。
・企業では、統計の大切さに気づく動きがあり、統計検定などの受検者が出てきている
【感想】
私自身、数字を、自称文系という社会人が避ける姿を度々見てきました。
今年の3月に、高校生の統計授業の資料を作りましたが、数学の問題を解くとか、そういう以前に、手を動かしてデータを作るとか、調べるとか、そういう教育から始めた方がよいような気もしています。簡単な解決はできませんが、見過ごすことのできない日本の教育の課題のひとつです。
neco5959 at 16:45|Permalink│Comments(0)