英語耳

2017年11月30日

えいご村2ーメソッド「英語耳」を作る

171130IMAI

昨日「えいご村DVDができた!」という記事を書いた。

えいご村では英語を使うが、
今回は、その英語をブラッシュアップさせるために
使われているIMAIメソッドについて書きたい。

IMAIメソッドとは何か。
英語講師の今井宏美さんが提唱している教育方法なのだが、
3つがポイント。

1)英語耳、英語口を作る
2)英語のプロソディーを大切にする
3)クリティカル・シンキングの発想を元に、発信をする

1)英語耳、英語口を作る
英語は日本語と違い、「中~高周波数帯」で話されるもの。
(日本語は低周波)
なので、日本人は英語を聞き取れない。
それを、英語の周波数に着目して、耳の筋肉を鍛えることで
英語が聞き取れるようになっていく。
英語口も同じこと。高周波が出る元となる、子音にフォーカスしながら
話していく。

2)英語のプロソディーを大切にする
英語らしく聞こえるようにするには、
英語らしい話し方が必要。
日本語のように、ぶつぶつ切るのではなく
フレーズ(塊)で話すようにすると、英語っぽくなる。
ジョン万次郎の「掘ったイモいじるな」の方が、
「ホワァット タイム イズ イト ナウ?」よりよっぽど英語っぽい。

3)クリティカル・シンキングの発想を元に、発信をする
Why?や What for? を考える癖をつけて、
それを意識して、発言や文章を組み立てること。
目的を持たず、ダラダラ話さない。
(つまり、短く、要領よく話す)

ということなのだが、実際「えいご村」3日間を過ごすと、
子どもたちの声が変わってくる。
打ち解けたこともあるが、明らかに、会話がオープンになっている。
やってみたいという方は、この本もお勧め。

「1日5分"高周波"英語トレーニング」(今井宏美著)


ちなみに、私は、今井宏美先生のレッスンを
「日本語のプレゼンができるように」ということで
40時間の集中レッスンを受けたことがある。

上司に
「言葉が響いていないので、相手を説得できない」
と言われて受講を勧められた。
レッスンでは毎回、高周波音のシャワーを浴び、
骨にひびく声を出す練習をした。
自然と、普通に話すときは、低めの音が出るようになったし、
耳も結構、聴きとりがよくなった感じだが。

まだ、周囲の物が共鳴するようなビリビリする声は出せていない。



neco5959 at 15:33|PermalinkComments(0)